使われている薬剤

シューズのクリーニングにはオゾンを使用します。洗浄にオゾンというのはあまり聞き覚えがないかもしれません。殺菌といえば塩素ですが、オゾンはその約7倍の除菌、消臭効果があります。

まずは靴を特殊な洗剤とオゾン水で洗浄します。ざっくりいうと洗剤と水でガシガシ洗います。これで頑固なカビや雑菌をやっつけ、取り除くことができます。もちろん効果のある洗剤でも色落ちしては元も子もありませんので、素材に応じて生地を傷めず洗える洗剤を選んでクリーニングしてもらえます。

洗浄方法は超音波洗浄と、デリケートな靴に対応する手洗い洗浄があります。そして洗浄後に革の美容液を使用したり、最後にクリームで磨いたりしますので、強力洗浄してもごわつかないわけです。ただ一点注意したいことがあります。先ほど「根深い汚れはプロに」と言いましたが、特殊洗剤とオゾン水を使用しても、奥深くまで浸透しているカビだと全部取り去ることは難しいそうです。

その場合はカビの黒や赤い色は残りやすいので、クリーニングと合わせて補色することがおすすめとのこと。ただ補色も、素材の特性上、布地・サテン・ナイロン・エナメル・爬虫類革などはできないので、お店と相談が必要です。